先週の調教タイムがそこそこ良かったため、そろそろデビュー日程が定まるのではと思っていたところ。
今週の近況報告でデビュー予定がいよいよ具体的になりました。
デビュー戦(候補)
先週(10月第4週)が良かったからといって今週(10月第5週/11月第1週)デビューは急だろうと思っていました。
11月は第1週(5日)と第3週(18日and19日)が現地観戦できない予定だったのですが、前者の可能性はほぼ無かろうという感じ。
調教過程からして11月第2週(11日or12日)と第3週(18日or19日)のどちらかだろうという印象。
何もなければ第2週のような気がするのですが、先週は右前の爪を傷めていると言われていました。重傷ではないとのことでしたが夏負け「気味」でここまで順調さを欠いたわけですから再頓挫もなくはない。すると1週ズラして…とか普通にありそうで怖い。
第2週であってくれ…というお祈りモードで1週間過ごしていました。
そして近況。
爪は問題なさそうということで、デビュー戦への言及が。「来週の芝1800または芝1600」ということで。
- 11月11日(土)5回東京5R2歳新馬芝1800m
- 11月12日(日)5回東京5R2歳新馬芝1600m
このどちらかでのデビューということになりそうです。
よしきた行ける!!
栗田師の見解では現状だとマイルの方が良さそうということで、後者が優勢なようです。
馬自身や相手関係を見て適鞍を選んでいただけるのであればどちらでもよいのですが、基本的に1800か2000と考えていたのでマイルデビューを想像していなかったのは確か。
まあシュヴァルグラン産駒で現状唯一のJRA勝ち鞍が芝1200ですから、中距離じゃなくてもあまり意外ではないですけどね。
果たして好走できるのか?
デビュー戦はほぼ決まり。
当然ながら第一には無事に完走してくれることを祈ります。最近新馬戦で予後不良とか骨折とかちょくちょく見かけて本当に悲しいので…
それでもしかし、期待した愛馬が惨敗するというのも悲しい。1つでも上の順位で入線してほしい。
先ほど言及しましたがシュヴァルグラン産駒は1頭が芝1200で勝ち上がっただけで、あとは大苦戦中ですからね…現実問題としてどのくらいの期待度で見ていればいいのやら。
参考として、同じシュヴァルグラン産駒の同期たちについて調べてみることにしました。
東京芝1600または1800を走ったシュヴァルグラン産駒
- エクセルグラン(牡 6/24東京新馬戦芝1800 武士沢騎手 11頭立て11番人気9着)
- ネオグラン(牝 10/14東京新馬戦芝1800 原田騎手 11頭立て10番人気8着)
レース結果以外に情報がなく、不人気そのまま大敗したということ以外よく分かりません。人気よりは上の着順であるようですが…
エクセルグランは大きく出遅れ最後方から直線ちょっと伸びたって感じ。2戦目を福島芝1800で走っていますが大体同じ。
ネオグランはスタート良く先団につけるもやや下がって中団になり直線伸びずという感じ。
あとは馬体重くらいですがいずれも450kg未満と小柄。グランレーヴシチーとは条件が違いそう。
東京芝コースを走ったシュヴァルグラン産駒
- グラスファイン(牡 10/14東京新馬戦芝1400 木幡騎手 18頭立て15番人気9着)
- ミーハ(牡 10/29東京新馬戦芝2000 永野騎手 11頭立て11番人気9着)
同じくレース結果のみ、同じく不人気そのまま振るわずという結果。人気よりではあるのですが。
グラスファインはそこそこのスタートから先団につけるも直線の坂に入ってからジリジリと下がっていった感じ。
ミーハは良くも悪くもないスタートから中団後方につけて3~4角でややポジションを上げるも直線入ってまず騎手がバランスを崩し、騎手が追い始めたところで今度は馬が頭を上げてふらつき、そのまま沈んでいった感じ。
調教情報を得られたシュヴァルグラン産駒とグランレーヴシチーの比較
レース結果しか情報のない馬を見ても比較しようがないので。調教情報を得られる馬がいないか調べてみます。
ただし、情報が得られたとしても具体的な調教内容や数字は記載しません。本来はJRA-VANや各クラブHPといった有料サービスで得られるものですので。
netkeibaの掲示板やTwitter(現X)で漏らされている数字の恩恵は甘受しますが、自分も漏洩する側になろうとは思わないですね。
メリオーレム
追分ファーム出身、G1レーシング所有で友道厩舎所属の牡馬。
- 8/26小倉新馬戦芝2000 角田大河騎手 12頭立て1番人気3着
- 9/18阪神2歳未勝利芝2000 川田将雅騎手 11頭立て1番人気2着。
未勝利ではありますが2走続けて馬券内に入っており、未勝利脱出は順番待ちとも言えそうです。
netkeiba掲示板にて新馬戦2週前~当週、未勝利戦当週の調教時計を見れます。グランレーヴシチーに勝るとも劣らぬ計時という印象です。
ベリーク
ノーザンファーム出身、シルクレーシング所有で西村厩舎所属の牡馬。
- 10/21京都新馬戦芝1600 藤岡康太騎手 14頭立て8番人気13着。
新馬戦で惨敗したのち骨折休養へ。
自分がSFunCに登録しているので、調教時計から厩舎コメントまでひと通り見れます。
帰厩後毎週のように一杯で追うもそれほど目立った時計はないまま出走、惨敗、骨折。デビュー日程を10/21と早々に決めて変更なく通した感じですが、何故予定通りデビューさせたのか…
時計を比較するとグランレーヴシチーの方がウッドコースのタイムは優位ですが坂路コースのタイムは同等かやや劣るかという感じ。しかし美浦⇔栗東の違いがありますし、グランレーヴシチーはそもそも一杯に追ったことが無いのでなんとも。
グランレーヴシチー
肝心の本馬。今日の調教時計が見られるのを待っていたのですが、馬なりで異様なタイムを叩き出していました。
動画は見たことがありませんしラップの刻み方が違うのではっきり言えませんが、メリオーレムと同等と思っていい気がしています。勝ちとまではいかなくても、掲示板、あわよくば馬券内くらいは期待したくなります。
一方、パッと見たときの心配事は2つ。
1つ目は1週前だけど馬なりだったこと。1週前って強めに負荷をかけるものと思っていたので、何か事情があるのかと。特に彼の場合は爪を傷めたという話もありましたし。
ただこれについては心配事ではなさそう。コンディションに不安を抱えて出せる時計ではないでしょうし。
加えると、これが栗田厩舎の調教スタイルであろうということも確認できました。先週新馬戦を勝ったジークルーネも今週デビューのインテルメディオも2週前強め→1週前馬なり→当週馬なりと推移しており、パターンが同じです。
2つ目に気になっているのは言わば「もっさり感」。今日の調教は友駿HP上だと5Fとなっていますが、Twitterでは6Fの情報が流れています。前もでしたが最初の1F(今回だと6F~5F)のラップがあんまり早くないというか、むしろ遅い。
現に栗田師も乗り始めは動きがあまり良くない旨でコメントされていますし、半年前ではありますがゲート試験のときも「モッサリ」と表現されていました。出遅れるんじゃないかと心配です。
鞍上は誰だろう?
netkeibaの想定を見れば東京にいることが確実な騎手・いないことが確実な騎手を把握できますが、さすがに1週前時点だとGⅠのエリザベス女王杯くらいしか状況が分かりません。
来週になったらそもそも近況報告で発表してくれるでしょうから、妄想のし甲斐はないですね。
- アートハウス…坂井騎手
- イズジョーノキセキ…岩田康誠騎手
- ククナ…武豊騎手
- ゴールドエクリプス…岩田望来騎手
- サリエラ…マーカンド騎手
- ジェラルディーナ…未定
- シンリョクカ…吉田豊騎手
- ディヴィーナ…M.デムーロ騎手
- ハーパー…川田騎手
- ビッグリボン…西村淳也騎手
- ブレイディヴェーグ…ルメール騎手
- マリアエレーナ…三浦騎手
- ライラック…戸崎圭太騎手
- ルージュエヴァイユ…松山騎手
- ローゼライト…未定
大体が栗東の騎手で戸崎騎手や三浦騎手を除けば美浦の騎手はだいたい関東にいそうですね。
しかし12日(日)で考えると福島競馬場でGⅢ福島記念があり、東京は裏開催のような位置づけ。有力騎手はなかなかいないかもしれません。
とりあえず出遅れの心配をしているので、ゲートをうまくサポートしていただける騎手がいいなあ…
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