無事デビューを見届けることができました。
戦前評価
枠順発表後の予想オッズは先日書いた通りなのですが、実際に投票が始まると単勝オッズ1.8倍の1番人気というロケットスタート。
出資者の人数が他より圧倒的に多くなるクラブの所属馬ではあるのですが、それにしてもここまでの過剰人気はちょっとさすがに想定外。他の馬も予想オッズからはなかなかズレていました。まあ新馬戦だしそんなもんか。

馬券を買ったときは相変わらず1番人気でしたが、単勝オッズ3倍くらいには落ち着いてたかな?
グランレーヴのとき各3枚(保存用,布教用,予備?)買っていた気がしたので、同じく3枚+サイン貰う用に応援馬券だけもう1枚。(後で見てみると、グランレーヴは各2枚+応援馬券もう1枚でした)
パドックの途中で他馬に1番人気を譲り、最終的には5.3倍の2番人気となりました。まあそのくらいなら…
パドック
14番が止まりそうなあたりの最前列が偶然空いたので、そこにお邪魔して待機。さすが大口クラブ、周りは出資者らしき人達がずらり。まあ特に会話はしていませんが…
まずは無事馬体重が発表、422kg。最近の近況で420kg台を記録できていましたし体重を絞って望むようにも思えなかったので、ある程度予想はできていましたが。
そして無事パドックに姿を現してくれました。

メンコをつけていました。まあ調教からそうなんですけど。
あまり意識していませんでしたが、2人引きだったんですね。2人引きとは思えないくらい落ち着いていました。近くの馬(12,13,15番)はみんなテンションぶち上がってたのに。
落ち着いてはいましたが最後まで2人引きでしたし、パドックからも先に出て行きました。隊列の間隔が短かったのか自分の立ち位置よりかなり前で止まり、そのまま先に出て行ったので、騎手が乗った状態で自分の前を通ることはありませんでした。残念…
まあ、直前の近況でも精神面をつかめていないとコメントされていたので、何が引き金で何をするか分からないから慎重に対応していたということでしょうか。配慮には感謝します。実際、パドック周回で止まってからは前かきをし始め、騎手が乗ってからは頭を振り始めましたし…
レース
ライネリーベは2着でした。勝つか着外かしか考えてなかったのである意味驚きました。なんだかんだ人気通りですね。
スタートは抜群によかったです。ゲート試験でそこまで褒められた記憶がなく寧ろ最近の精神的な不安定さの印象が強かったので驚きました。フライング気味とかではなくゲートが開いてからのダッシュがちゃんと速かった感じ。ゲート試験の近況を読み返すと、確かにそのようなコメントでした。
ただ、スタートの割に進んでいかず5番手くらいの位置取りに。杉原騎手が追い切りで「もう少し前進気勢が欲しい」とコメントしていたのを思い出します。北村宏騎手からも「ハミを取っていかず」とコメントがあり、厩舎も口当たりの優しいハミを使用していると仰っていました。パドックでも舌を遊ばせてましたね。ハミ受けの悪さが大きな課題になりそうです。
外枠発走でそのまま外側を走れていたので、道中はそこまで心配していませんでした。ただパトロールビデオを見ると、内の馬との間隔が他より広めだなと思います。前の馬がフラついたときに反応して外側に逃げそうになった様子も見られましたし、やっぱり詰まった馬群のなかで競馬をするのはよくなさそう…という印象です。
終盤は直線入口で勝ち馬(テイクイットオール)にあっさり進路を譲ってしまっています。映像を見ても怯んだような印象はないですが抵抗しようとした素振りもなく、北村宏騎手や木村先生の仰るように、のんびりしててあまり行く気がなかったのかも。
最後もなかなか伸びなかったですがジョーブラック(キタサン産駒の超イケメン)に競られても抜かせなかったのはよくがんばりました。ただ、勝負根性があったと見るべきなのどうなのか…。映像を見ると、最後の最後、残り50mくらいで急に伸びてる気がします。単純に加速が遅かっただけ説がなきにしもあらず。
走破時計やラップを見ると、超ドスローの上がり勝負という感じでした。前半600m37.8・1000m1:04.1て、2000mでもスロー判定されそう。とはいえ前進気勢の問題から道中のラップが早いと置いていかれていた可能性もあり、展開に助けられた面もあるかも。
全体として残された課題が大きく次走の展望が明るいわけではなさそうな気がしますが、当日も大きなトラブルなく走り切ってくれたことにまずは拍手。
今後について
好走できたし続戦もあり得るかと思いましたが、いったん放牧に出すようです。次走は年明け見込み。割と間隔が空きますね。
9月末デビューを目標にと言われていたところが10月第2週に伸びた分だけ在厩期間が伸びてますし、今走で課題も見えました。コメントされた通りリフレッシュはもちろんですが、課題解決を図る意味合いもあるのでしょう。
今走のようにエンジンのかかりが遅いことを念頭に置くなら、次走も直線の長いコースが良いのでしょうか。年明けといいつつ2月の東京を待たねばかと思いましたが、今年は1月の関西開催が京都ではなく中京なのですね。1月中京or2月東京…?
気にしすぎかもしれませんが”2戦目が2月東京”ということそのものにはあまりいいイメージがないので、1月中京に間に合ってくれた方が嬉しいです。
まだレース直後なので分かりませんが、今後も健康に成長してくれますように。
余談:東京競馬場サイクリング
夏の暑さはだいぶ和らぎましたので、東京競馬場までの移動は自転車で。スプリンターズステークスを観に中山競馬場へ行った時も自転車。
墨田区から中山競馬場は片道20km弱で、墨田区から東京競馬場は片道30km強。冬~春にかけてと同じく、ちょっとずつ距離を伸ばしています。冬はハマイチの前段階として、墨田区~馬事公苑(片道20km強)・墨田区~東京競馬場(前述)をやってました。
所要時間は往復どちらも2時間12~13分くらい。往路は当然ながら温存気味。まだまだ1日が始まったばかりですし…。復路は温存こそしてないものの、シンプルに疲れでペースダウンした感じ。幡ヶ谷・笹塚くらいからだいぶ怪しかった。
復路について追加で愚痴りたいのですが、道路状況も快適からは程遠い…。甲州街道は道がめちゃくちゃ狭い&夕方だからか渋滞で巻き込まれます。首都高に合流すると道幅は広がるのですが、今度はなんか舗装が雑なのか振動が酷い。記録こそ残していないものの、冬も同じ所感を抱いたことを思い出しました。
解決策(別ルート?)を見出さない限りは、東京競馬場にチャリでいくのはやめとこう…
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