グランレーヴシチーが新馬戦で獲得した賞金の配当がついに入りました。一口馬主として初めての配当です。
規約と照らし合わせながら配当明細を確認してみます。
配当について
規約は会員(と入会希望者もかな?)には紙面で配布されているほか、クラブHPでも確認できます。
当然ながら入会前に読んではいるのですが、今回配当を受けたことでようやく実感をもって確認することができます。
支払時期
11月に出走して1月に分配。出走月の翌々月ということで規約通りですし、スケジュール感としても妥当かなという印象。
明細
獲得賞金はレースの本賞金+α。本賞金はレースの出馬表にも記載されているのでよく知られていると思いますが、+αはパッと見だと分かりません。
とはいえ調べれば分かる(JRAのHP)ので、隠されているわけではありません。「賞金シミュレーター」なるものも用意されているようです。
前走は、
- 内国産の
- 牡馬が
- 平地の
- 2歳の
- 芝の
- 2000mの
- 新馬戦で
- 3着となり
- 1着と0.7秒差だった
になったことを前提条件として賞金が計算されているようです。判定項目が多い…
そしてここから、クラブ規約に基づき色々控除された額が配当金として支払われることになります。
本当はいくら貰ったのか収支と合わせてここに記録していきたいと思っていたのですが、いくつか疑問符があるのでいったんやめておきます。
具体的な理由は割愛しますが、雑に言うと「配当金多くね?」と思ってます。問い合わせてみてまた考えます。
所感
まだ疑問符状態ですがいったん今の配当金額をそのまま受け入れるとして。
当然ながら、1回入着しただけでは全く回収できていません。2勝あるいは1勝+入着を何度も繰り返してようやく届く先であることは最初から分かっていることです。
とりあえず3~4か月分くらいの維持費を賄える金額ではあるので、自分のご飯代を稼げて偉いなあと思っておくことにします。
あと獲得賞金について意識してなかったのが新馬戦の賞金。
2歳と3歳で差があるんですね。1着賞金が2歳は720万円・3歳は620万円ということで、100万円の差。2歳でデビューできることって大事なんだなと思いました。
次走について
旋回癖について
出資者的には最近明らかとなった旋回癖ですが、年始1回目の近況コメントで追加情報がありました。
どうやら人が近づくと気にして回り出すそうです。それゆえに人の出入りが多いトレセン滞在は負担になりやすく、在厩期間を長くせずに出走して欲しいというのが場長の希望のようでした。
年末の近況でも帰厩したらなるはやで出走して欲しいと述べられていたのが気になっていたので、そういうことかと納得。
同時に、ちょっとだけ(本当にちょっとだけ)残念でもありました。
前回ブルーステーブルを訪問した時はスタッフさんが彼を曳いて馬房から出てきてくれたのですが、その間スタッフさんを拘束しますし気まずいので30分の見学時間をフルには使いづらい。
馬房でのんびりしている彼を30分間ひたすら眺めたいという欲望があり、何度目かで要望してみようかと思っていました。
すぐすぐ要望するつもりはありませんでしたが、相当慎重にならないといけないようです。知らん奴が30分も近くに立っていると相当ストレスになるでしょうから…
次走候補
ブルーステーブルでの治療・調整も順調に推移し、1月12日に帰厩。
もともと1月の東京と予定されていましたし、在厩期間についての制約(前述)を考えると1月27日(土)の芝1800mが有力なのかなというのが第1印象。
帰厩→1週前→当週となるので、いくらなんでも早すぎか?という気もしましたが…体調が良さそうとはいえ、ブルーステーブルでの調教がそれほど負荷をかけられている感じもなかったですし。
実際、最新の近況では次走予定が2月東京に更新されたので、1月27日の線は無し。
候補となる2月東京の未勝利戦を整理します。ゆくゆくは可能性が無きにしも非ずとしても、前走を考えると今回のダートは無いはず。いったん芝で。
週 | 土 | 日 |
第1週 | 2400m | 1600m |
第2週 | 1400m | 1800m |
第3週 | 2400m,1600m | 1800m |
「2400m」という文字が見えて身構えてしまいます。
続いて調教情報を整理します。
今のところ、帰厩してすぐの日曜日に坂路、次の木曜日にウッドで時計を出しているようです。
過去の時計と比較してスケジュール感を推測してみようかと試みましたが、イマイチ判然としないので省略。
単純に調教コースだけで考えると、新馬戦に向けた木曜追いがウッドコースになったのは3週前から。それまでは坂路でした。
さらにクラブHPではなくTwitter(現X)で見られた情報によると、今回の木曜追いの乗り手は騎手(菅原明良騎手らしい)。新馬戦で騎手が乗ったのは2週前でした。
以上を総合すると、陣営が見ているのは2月第1週か2月第2週なのかなという推測。騎手が乗ったことや在厩期間を考慮し、2月第1週を中心視しておこうと思います。
となると1600or2400ですが、距離短縮よりは延長の方がマシかなあ。
こんなに考えなくても、来週には近況で何かしら詳細が出ると思いますけど。
同期たちと比べてみて
夏負けから回復して調子を上げてきているようではありますが、新馬戦のタイムはそれほど速くなかった(というか遅い)ですし、未勝利戦でどのくらい戦えるのか気がかりです。
というわけで、一緒にデビューした同期たちの次走を見てみます。
グランレーヴシチーより上の着順だった子、グランレーヴシチーから1秒以内に入線した子、人気が上だった子に絞ってみます。
馬名 | 新馬戦 | 次走 |
クラッシファイド | 1人1着(2:05.2) | 2/4ゆりかもめ賞(東京芝2400)予定 |
タッケンウルル | 6人2着(+0.4s) | 1/14小倉芝1800 8人11着 |
グランレーヴシチー | 4人3着(+0.7s) | 未定 |
クラウンアラビアン | 8人4着(+0.8s) | 12/3中京芝2000 8人3着 |
レディアマゾネス | 12人5着(+1.0s) | 1/13小倉芝2000 6人4着 |
ビターメサイア | 5人6着(+1.4s) | 未定(骨折療養中?) |
ヴァリアービレ | 7人7着(+1.4s) | 未定 |
ハクシュ | 2人9着(+2.1s) | 未定 |
リアルビギニング | 3人10着(+2.2s) | 未定(1回東京ダート?) |
次走が済んでいるのはまだ3頭しかいませんでした…引き続き追いかけることにします。(なお、他の子たちの次走も一応確認しましたが悲しくなったので見なかったことにします)
3頭のうち2頭は続けて2000mを走り、着順を上げたようです。もう1頭、グランレーヴシチーより上の2着だったタッケンウルルが次走で大敗しているのが気になります。この子のレースを細かく見てみます。
- 新馬戦…普通にスタート、先団後ろにつけて1角に入る。向こう正面から馬なりに上がり、4角で2番手に。直線は伸びそうで伸びずそのまま2着。
- 未勝利…馬体減-18kg。普通にスタートするも周りについていけず、中団後ろで1角に入る。向こう正面終わりくらいから押して上がり、3角で5番手に。息つく間もなく終盤に入り、直線は失速して11着。
絞れたのかも分かりませんが大きく馬体を減らし、距離短縮の影響か序盤の位置取りが悪くなり、早仕掛けで直線入る頃にはレース終了。そりゃ大敗するよな…という感想。
コンディション不良の可能性があるとしても、タッケンウルルのレースをみると距離短縮は良くないのかもという印象。特に東京で距離短縮となると、1600はもちろん1800もマイナスな印象になりました。
グランレーヴシチーはヨレた分の遅れがあるとはいえ、新馬戦ではタッケンウルルの方がスタートは良かったんですよね。最初の直線が長い分でグランレーヴシチーが巻き返しましたけど。
そのタッケンウルルが小倉1800で置いていかれているので、グランレーヴシチーが東京1800に出るとますます後手を踏む可能性があるなと思いました。
新馬戦では4角の勝負どころで遅れてしまっていたことから、終盤も後手を踏みがちな気がします。
スタミナ面が未知数ではありますがそれは他馬も同じなので、短縮(1600or1800)よりは延長(2400)の方がいいのではと思えてきました。
先ほど2月第1週を中心視と書きましたが、2400mがあるので合致しています。出走するとしてもメンツが分かりませんが、ポジティブに捉えようと思います。
鞍上について
近況でちゃんと言及されていないので分かりませんが、Twitter(現X)やnetkeibaの情報だと菅原明良騎手が追い切りに乗ってくださったとのこと。
斎藤騎手の唯一の懸念点が栗東所属であることだったので、美浦所属の有力な若手騎手である菅原騎手に跨っていただけるのはとてもありがたいことです。
菅原騎手の2月第1週の動向はまだ分かりませんが、2400mのある土曜日はどの競馬場も重賞はありません。菅原騎手自身も基本的に関東の主場で乗っているようなので、おそらく東京にいるでしょう。
追い切りだけで終わらずレースも騎乗して、そのまま主戦に定着してくれたらいいなあと期待します。
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