ウマ娘化した競走馬の年表を作ったので

雑記

ゲームウマ娘がリリース2周年を迎えましたが、モデルとなった競走馬は実に100頭に迫りつつあります。(というか一部のイレギュラーな馬トレセン学園関係者を含めるとすでに100頭を超えてます)

競馬歴が浅く競走馬たちの活躍をリアルタイムに見ていない身としては、そろそろ各競走馬たちの関係性について頭の整理が追いつかなくなってきたところです。

というわけで自分が欲しい情報をひととおりまとめたのですが、せっかくなので公開します。

スポンサーリンク

先駆者様方

NAN-Blog 様

ウマ娘の先輩後輩の関係性がわかる。モデルとなった実在馬の年表をまとめてみた
ウマ娘に登場する競争馬が現役だったころの年表をまとめてみました。

各ウマ娘のモデルとなった競走馬の現役期間を図表化。

ビジュアル的に見やすいほか、おそらく随時更新されているようで最近ウマ娘化した競走馬まで網羅されています。

情報の網羅度合いがかなり理想的なのですが、欲をいうと「どの馬が何年のどのレースで一緒だったか」まで可視化したいと思っているのでもう一歩踏み込みたい。

ゆるげーまーぶ 様

【6話予告】ここでまさかの温泉回!?【年表更新】 – ゆるげーまーぶ ウマ娘攻略まとめ (yurugamer.info)

さっき言った「どの馬が何年のどのレースで一緒だったか」まで踏み込んでいる、形式面でかなり理想的な図表。ビジュアル面も高クオリティです。

ただ分かっているのですが、ここまで情報を入れるとかなり表が煩雑に。
アニメ2期に登場したウマ娘に絞られていますが、ブログの主題ということはもちろんとして、全ウマ娘を網羅してしまうと表が煩雑極まってビジュアル面のクオリティ確保も大変でしょう。

まあ自分はビジュアル面に拘るつもりは毛頭ないので、そこは捨てて情報量の面でNAN-Blog様とゆるげーまーぶ様の両取りを目指してみます。

べご 様

現役期間に加えて存命期間も盛り込んでいる図表。
文面から分かるように「引退馬に会いに行く」ことに端を発して作成されたもののようなので、当人からしたら当然言及すべき内容。しかし自分はその考えをしていなかったのでなるほどなーと。

図表(リンク)

列数・行数ともに膨大で本記事に直接埋め込んでも見づらさしかないので、スプレッドシートのリンクを貼ります。

  • 2024/2/22版(オルフェーヴル・ジェンティルドンナ・ウインバリアシオン・スティルインラブ・ダンツフレーム・ノーリーズン・フリオーソ・トランセンド・エスポワールシチーを追加)
  • 2024/2/4版(ラインクラフト・デアリングハート・エアメサイア追加)
  • 2024/1/26版(シーザリオ追加)
  • 2023/12/20版(ロイスアンドロイス追加)
  • 2023/11/20版(サムソンビッグ・ヴィルシーナ・ヴィブロス追加)
  • 2023/9/17版(ノースフライト追加)
  • 2023/8/22版(サウンズオブアース追加)
  • 公開当初版

※新規ウマ娘の追加等で情報の更新を行う場合、新規ファイルとしてアップロードする予定です。もしかしてブックマークとかする方がいれば、ファイルではなく当記事のURLにしておくことを勧めます。

※なるべく安全面を考慮した公開方法にしたつもりですが、問題に気づいて指摘してくださる優しい方がいらしたらご連絡ください。

個人的な感想

まず初めに驚いたのは、「ウマ娘化した競走馬の現役期間」にほとんど空白がないこと。

一番最初のマルゼンスキーこそ孤立していますが、続くミスターシービー~現役のデアリングタクトまで、どの時期にもウマ娘化した競走馬がいます。
デアリングタクトも孤立しているかと思いましたが、シュヴァルグランが粘ってくれていました。さすがシュヴァルグラン。

次いで自分の主な目的だった「どの馬がどのレースで一緒に走っているのか」という点ですが、’93年・’98年・’02年の有馬記念が7頭で最多でした。
ウマ娘化している競走馬は大半がG1馬ですから、やはり有馬記念への出走が多くなりますね。ただ同じグランプリレースの宝塚記念は有馬記念と比べると少なめですが。最多が’89年の5頭で同率なしでした。

ちなみに’98年有馬記念の3着は、ウマ娘化が囁かれるステイゴールド。もし実現すると、出走16頭中8頭がウマ娘化&該当馬だけで掲示板独占というとんでもないことに。
なおウマ娘化競走馬だけで掲示板独占というレースは現時点でも存在しており、それが’99年有馬記念です。出走6頭で、ここにもステイゴールドがいます。

あとはG2以下でもそこそこ集合しているレースがあって、個人的に印象的なのは’92年杯スプリングS(出走4頭)。
他のは古馬戦なのでクラシック重賞でこれだけ集まっているのが珍しく、あとはマチタンとバクシンオーってここの世代なのねっていう。

言及したレースだけ抜粋するとこんな感じ↓

レース出走馬(着順)
’89宝塚イナリワン(1)バンブーメモリー(5)ヤエノムテキ(7)ゴールドシチー(10)サクラチヨノオー(16)
’92スプリングSミホノブルボン(1)ライスシャワー
(4)
マチカネタンホイザ(5)サクラバクシンオー(12)
’93有馬トウカイテイオー(1)ビワハヤヒデ(2)ナイスネイチャ(3)マチカネタンホイザ(4)メジロパーマー(6)ライスシャワー(8)ウイニングチケット(11)
’98有馬グラスワンダー(1)メジロブライト(2)セイウンスカイ(4)エアグルーヴ(5)キングヘイロー(6)メジロドーベル(9)マチカネフクキタル(13)
’99有馬グラスワンダー(1)スペシャルウィーク(2)テイエムオペラオー(3)ツルマルルヨシ(4)メジロブライト(5)ナリタトップロード(7)
’02有馬シンボリクリスエス(1)タップダンスシチー(2)ナリタトップロード(4)ファインモーション(5)ジャングルポケット(7)エアシャカール(9)ヒシミラクル(11)

2024/2/22 ノーリーズンの登場により、’02有馬のウマ娘数が8頭(出走14頭)で単独トップとなりました。(ノーリーズンは6着)

その他には騎手関係について。

表の作成中、どこかしこで出てくる「武豊」の名前。いろんな馬に乗りすぎです。この馬たらしめ…
しかし完成後に集計してみると、武豊騎手の騎乗経験がある馬は34頭でした。個人的にはもっと乗ってるかと思った。

加えて気になったのはサクラローレル×小島太さん。「さん」付けしたのは同馬に対して騎手としても調教師としても関わっているから。
3,4歳のときに主戦として騎乗し、開業直後の6歳時に転厩受け入れとなったようです。(おそらく前所属である境勝太郎調教師の定年に伴うもの)

残念ながら転厩後2戦(春天・フォワ賞)での勝利はならず引退。そもそも小島太騎手騎乗でのG1勝利は無かったようですがG3は勝利してますし、「同じ馬で騎手としても調教師としても重賞勝利」ということにはならなかったようです。
かなり珍しいケースだと思うのですが、実例はあるんですかね?

効率的に情報整理する知恵も技術もなく、ちまちまと入力を続けてなかなか疲れました…
でも作る過程の時点で結構楽しかったのでよしとします。

コメント

  1. ゆに より:

    ふとウマ娘となった競走馬たちの重なりが見たくなり、調べていてこちらに辿り着きました。
    果てしなく長いですが(笑)、じっくり一覧表を見させていただこうと思います。
    大変だったかと思いますが、作成していただきありがとうございます。

    • てげてげ より:

      コメントありがとうございます。作成すること自体を楽しんでやっておりますが、反応いただけるとますます嬉しいですね。
      果てしなく長いうえに果てしなく見づらいと思いますが、ご自由にご覧下さい。

タイトルとURLをコピーしました