以前ゆるキャン△大井川編巡りの記事を投稿したのですが、やり残しの1つとして吊橋カードに言及していました。
11月で配布終了する吊橋カード、欲しいけど11月はちょっと…ということで。
しかし3月の訪問時にその情報を知らなかったことにより、もう手に入ることはないと思っていた吊橋カード。11月時点でもまだ配布されているというのは大チャンスなのでは?
11月と聞いて躊躇ったのは旅費の問題なのですが、やり方次第で軽減できるのでは?
そう思い、翌日には奥大井行きに向けて動いていました。山梨の友人Mに声をかけて足(車)を確保。
今回のターゲットは以下
- 池の谷吊橋
- 遊湯橋
- 小山橋
- 夢のつり橋
- 猿並橋
井川大橋と畑薙大吊橋も行きたかったのですが、そこまで行くと奥大井の最奥で日没オーバーしてしまうので断念。吊橋カードの対象でもないのが幸い。
というわけで、昨日奥大井に行ってまいりましたので記録します。
本記事は旅行記として長文ダラダラスタイルでお届け。
先日投稿した記事の方が文章が短くまとまっている(当社比)ので、舞台探訪のまとめ記事として明日以降情報を追加しておきます。そちらもどうぞ。
吊橋カードについてはこちら。
出発→集合
出発はもちろん始発。
東京は終電逃し飲み明かし勢とかで始発も多いですが、今回はアウトドアな服装の方々もいて益々多かったように感じます。
この日を境に天気は下り坂の予報でしたから、機会を逃したくない人も多かったことでしょう。
友人Mは山梨なので、ちょうどいい地点として御殿場集合になりました。
せっかくなので、銀の匙でエゾノー馬術部が御殿場に到着したときのカットを探してみました。
しかし箱根乙女口は該当するものの周囲の風景がいまいち合致せず。
ロータリーの改修とかがあったのでしょうか?まあ連載から8年経ってますからね…
御殿場→千頭駅。川根本町観光協会
御殿場ICから高速に乗り、静岡SAで降りて下道に。
Googlemapの案内では南藁科街道(県道207号線)を最後まで進んで国道362号線に合流するプランだったのですが、207号線は途中から通り抜け不可になっていました。
大したロスではないのですが、ちょっとだけ回り道をして362号線に合流。
その362号線をひたすら道なりで千頭駅近辺まで到達するのですが、途中からかなり険しい道でした。終わらないヘアピンカーブ地獄…
原作でもリンがこの道を通っていました。傾斜も10%はデフォで15%の区間もありましたし、原付は大変だったことでしょう。
こうして2時間ほどで千頭駅に到着。音戯の郷に車を停め、川根本町観光協会へ。
計画時は直接吊橋巡りスタートの予定でしたが、各箇所の駐車スペースについて確認するための寄り道。
親切に教えていただきましたが、計画段階で駐車スペースが分からず困っていた場所についてはやっぱり適当なスペースがなくて困るという結論に。
観光協会を後にしてからはすぐには出発せず、BUTAKUSHIと川根茶ソフトを食べてから吊橋目指してレッツゴー。
土本~川根小山
池の谷吊橋
池の谷ファミリーキャンプ場を抜けると発見。横には地域の集会場が。
キャンプ場のサイトは広々としており、こちらに駐車できます。(キャンプ場の方にひと声かけましょう)
リンとアヤはこの橋は渡っていないはず。
遊湯橋
Googlemapでは「八木の吊橋」とありますが、遊湯橋(ゆうゆばし)です。読めるけど読めねえ。
橋の入り口に車2~3台くらいのスペースがあり、駐車場所には困りません。
なかなか揺れます。吊橋カードを見た感じだと、原作でアヤが「ゆれるるるる」とリンの写真を撮っていた名称不明の橋がこれのようです。
小山橋
リンとアヤが狸に遭遇した橋。
この橋が駐車スペースに特に困ります。
写真のとおり意外と橋のすぐ手前はスペースがあるのですが、ここに入る道がめちゃ狭い&このスペースもそう広くないので切り返しが大変。
自分らはここに停めていないのですが、おそらく駐車場所として不適切なのでシークレットで。
観光協会の方がパンフレットの地図を使って離れてるけど停めれそうな場所を教えてくれたのですが、パンフレットの地図だとよく分からず。あの時Googlemapで説明してもらえばよかった…
このエリアは1時間ほどで探索完了。滞在時間的にメインターゲットとなる次の目的地へ。
寸又峡
小山橋から30分弱で到着。
道中何箇所か交互通行の場所があったのですが、全て待ちなしで通過できました。ラッキー。
夢のつり橋
台風15号被害で今は渡れないので、遠目のカットのみ。
渡った先にある階段も挑んでみたかったので残念。。。
とはいえ原作カットを色々探していたせいが、90分の散策コースのはずが2時間近くかかっていました。時間がやばい。
猿並橋
今日渡った吊橋のなかでは一番揺れました。
この橋は登山道の入り口という位置づけではありますが、こちらも台風15号の影響なのか、山道が立ち入り禁止になっています。渡っても引き返す以外の選択肢はありません。
散策コース(60分)全部は歩かず行った道をそのまま引き返したからか、所要時間は30分強。傾斜ゆえか、下りの往路の方が時間がかかった印象です。
なおこの橋、なでしこ・リン・アヤの3人は渡っていないはず。
原作の角度と違いますが、夢のつり橋の散策コースから遠めに見ただけと思われます。
昼食
15時頃に遅い昼食。「渓流そばうまし!!」の店は麺の準備で昼営業が終わっていました…
なでしこが食べていたいももち、珍味鹿刺し、だけじゃ足りなそうになかったのでかけそば。そば美味し。
鹿刺しはちょっとパーシャルだったので少し時間を置いてから。かつおっぽかったですね。
昼食を食べ終わった時点で結構いい時間になっており、観光協会が閉まってしまう恐れがあったので温泉は後回しになりました。
吊橋巡り終了。温泉。
吊橋カードゲット
こうして6時間ぶりに観光協会に戻り、3月に撮っていた分と今回の写真を見せて吊橋カード14枚を獲得。通常の12枚+コンプ報酬2枚。
コンプ報酬(EX)は通常カードそれぞれに記載されているポイントの合計値による判定(600pt・1000pt)で貰えるもの。12枚全部でちょうど1000ptです。
朝に確認した時点ではカードの在庫はまだまだあるとのことでした。もしかすると次の祝日(23日勤労感謝の日)や最後の週末(26~27日)でも間に合うかもしれません。
23日は雨予報ですが週末には天気も回復する予報ですし、ラストチャンスに賭けてみてもいいかも。
ミッションはひとまず達成したので、寸又峡でお預けになった温泉へ。
温泉への道中で超ヒヤリ
千頭から川根温泉へ向かう道中、塩郷~地名あたりで危うく事故りそうになりました…
時刻は17時半前後、とっくに日は落ちてて真っ暗です。
ちょうど直前まで対向車があったか何かでハイビームを落としていたのですが、突如ライトの射程内(補助席側)に現れた何者か…
女鹿がそこに立っていました。
- そもそも制限速度(40km)くらいでスピードを出していなかった
- 彼女が射程にちょっと入った時点ですぐに異変に気づいてスピードを緩められた
- 対向車不在が意識にあった
といった要素が重なり、咄嗟にハンドルを切って避けることができました。
飛び出してきたのではなく明らかにそこに立って止まっていたので、道を横断しようとしたけどは対向車がいたから立ち止まっていたのかもしれません。今度はその立ち止まった側に自分(と後続)が来たわけですが。
直前まで対向車があったとはいえ、すぐにハイビームに切り替える意識が希薄だったことも事実なのでこれは猛省。
後続車が結構近くにいたため急停車したらもれなく玉突き。まだ対向車がいる局面だった場合は完全に詰む位置関係だったため、本当に幸運でした…
温泉
ふれあいの泉。
友人Mセレクトですが、自分は3月にもこの温泉を訪れていました。
ある程度光のある環境だったと思いますが、露天風呂から少し星を見ることができました。奥の地域からだともっとよく見えるんだろうな…と星空列車に乗ってみたい気持ちが強まりましたね。
のんびり1時間ほど滞在しました。
帰宅
想定していなかったピンチ
川根温泉に立ち寄ったので、帰りは行きとは違う経路に。県道63号線、64号線で島田方面へ向かいます。
島田にさわやかがあって待ち時間は(他と比べれば比較的)短いようだったので、こちらで夕食をとることに。
しかしここでふと気づいたことが。
「終電…大丈夫だっけ?」
さわやかに到着して受付をしたものの、その時点で時刻は19時半を回っています。新幹線を使うつもりはなく、鈍行で帰る予定。
不安に思い調べてみると、完全にアウトでした。8月に続き、さわやかは諦めます。2連敗。
いったん車を走らせながら、道中で食事をできないか模索。しかしながら、そもそも食事をとること自体がアウトな残り時間でした。ダメだこりゃ。
しょうがないので夕食は諦めてそのまま帰路につき、沼津で車を降りて友人Mと別れることに。申し訳ねえ。
反省
こうして沼津で電車に乗り、日付が変わって東京へ帰還。
始発はいつものことなのですが、そこから終電というのは初めてでした。
計画段階で気にしていた終点が観光協会の営業時間のみであり、そこから先を全く考えていなかったのが結果的に甘かったです。
出発の時点で20~30分遅れており、さらに最初の行程に観光協会を追加し、寸又峡の散策時間が長く(温泉込みで想定していた時間すら超過)、川根温泉を追加したことで自らの首を絞めていました。余裕のあるはずだった旅程はどこへ。
いつもならガチガチに計画を組むのですが、今回それを怠ってしまったのは反省。
1人ではなく友人と聖地巡礼メインの旅をしたのは初めてですがとても楽しめたのは確かなので、ちゃんといつも通り計画を整えたうえで再挑戦したいですね。
奥大井には星空列車と井川エリアを残しているので、また友人を巻き込むことにしますか…
コメント